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地方旧帝大修士がBig4の内定を獲得するまでとした後のいろいろ

【本選考体験記】EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング

監査法人を出自としたBig4の一角、EY。
EYアドバイザリー・アンド・コンサルティングは、2017年にEYグループの中にいくつかあったコンサル機能を1つの会社に再編してできたファームです。

そういった事情ゆえ、当時は組織としても若く、また2018年4月にミッドタウン日比谷にEY Japanのオフィスを一箇所に統合する渦中であるなど、激動真っ只中の選考でした。

本記事では、EYアドバイザリー・アンド・コンサルティングの選考をレポートします。

選考時期

19卒向けにはインターンは開催されず、12月〜4月にかけて、東京・大阪で説明会&GDが実施されていました。

選考フロー

ES提出→説明会&GDを予約可能
①説明会&GD
②Webテスト
③二次選考(面接)
④三次選考(グループワーク)
⑤四次選考(パートナー面接+人事面談)

①GDでネガティブチェック
②個人面接できちんと受け答えができるか
③ワーク選考で論理的思考力や立ち回り
パートナー面接前に電話でここまでのフィードバックをまとめて受けたので、三次までで評価がかなり確定している印象を受けました。
④パートナー面接で役員のお墨付きをつけて、人事面接は…よくわかりませんでした。

とにかく結果が出るのが遅いのと、最後まで交通費が出なかったのが悲しかったです。

選考体験記

19卒向けにはインターンは開催されなかったので、通常の本選考です。

マイページ登録&ES提出

確か11月にマイページオープンし、12月の説明会日程がアナウンスされたのですが、予約締め切りギリギリにESの設問が大幅に変わったようで、外就のコミュニティが大荒れしていました。
私はその回はスルーしたので実害は被りませんでしたが、ちょっとヤバいなと思った記憶があります。

【設問1】コンサルティング業界、またはEYに興味を持った理由について記述してください。(400字)
【設問2】大学/大学院の専攻、及び過去の経験をもとにEYACC(EYアドバイザリー&コンサルティング)でどのような貢献ができるか記述してください。(400字)
【設問3】選考に際し、あなたのアピールポイントについて記述してください。(400字)

設問1は、正直EYのことは調べてもよくわかりませんでしたし、私自身も「Big4だしとりあえずエントリーしてみっかー」的な気持ちだったので、コンサル業界一般の志望理由だけ書きました。
2と3はガクチカです。結論ファースト、結論を裏打ちするエピソードの具体的な記述、設問に対する回答、これだけしっかり書きました。

説明会&GD

当時のメモを見返すと「時計がダサい」と書いてありました。大学の講義室と同じやつでした。
受付でランダムにGDのグループ番号が書かれた紙を渡されました。
参加者は100人以上いて、結構驚きました。事前予約で人数は把握できているはずなのに、立ち見がいて笑いました。

説明会はオーソドックスな会社説明と、研修制度やキャリアパスなど。
これといった特徴は感じませんでしたが、どうも他社より英語が大事っぽい?という印象を受けました。

休憩を挟んで部屋を移動してGD。
1グループなんと9人、机には3Mのこれが置いてあって、これどうやって使うねん(笑)、といった感じで皆困惑していました。

1グループに1人面接官がつき、お題が出されました。
「〇〇の生産性を上げるには?」といったオーソドックスなお題だった気がします。グループごとにお題は違ったようです。
30分ディスカッション、その後、自グループの面接官にプレゼンして、ちょっとディスカッションして、おしまい。
最後に全体に対するフィードバックと、社員に逆質問を挙手で2つ3つして、終了。
9人がわちゃわちゃ喋っていて、名札も見づらいし、一体何を見られているんだ?という感じでした。

グループメンバーはランダム抽出なので他グループはわかりませんが、学歴がほぼ東大一工早慶、かつ皆圧倒的にワーク慣れしていてディスカッションのテンポが早く、圧倒されてシュンとなってしまいました。
たまにちょっとだけ茶々を入れる程度のコミットしかできず、「やはりBig4はレベルが違う…この中から勝ち抜ける気がしない…」と、帰り道はかなり落ち込みました。

しかし、当時はそう思っていましたが、三次選考のグループワークでこのGDのメンバーを複数人見かけたので、偶然グループのレベルが高かっただけだったようでした。

結果

約10日にメールで。

Webテスト

ただの玉手箱。
言語と図表の読み取りと正確。

結果

これがひどい。締め切りの約20日後にメールで。

二次選考(面接)

30代、おそらくマネージャークラスの男性コンサルタント2人と私1人の面接でした。
志望動機、大学院の研究、ガクチカ、その他聞きたいことに対して質問が降ってくる感じでした。
ESを先にきちんと読んでもらっている感じはあまりしませんでした。
話している間は2人ともパソコンに向かってメモを取り続けていて、ちょっと話しづらかった記憶があります。
質問に対して返ってくる答えをある程度想定されているような印象で、それとマッチしていないような時にはズレた深掘りが来たりして、上手く会話が噛み合いませんでした。
「デジタルとか、そういったものに抵抗があるタイプですか?それとも、興味があるタイプですか?」といった旨の謎の質問には、(抵抗ありますなんて言うわけねえだろ)と心の中で笑いながら、興味がある話題と学習意欲をアピールしてみましたが、反応が薄く、刺さっている感じがしませんでした。

逆質問は、オーソドックスなことを中心に聞いてみましたが、どれも斜め上から回答が返ってきて、面接全体を通して「クセが強いッッッ(ノブばりに)」といった感じでした。
失礼ですが、2人とも風貌にもクセがありました(笑)
どうとも言いませんが、今でもはっきり思い出せます。

話が噛み合わなすぎて、冷や汗で体をスースーさせながら、霞ヶ関をあとにしました。

結果

一週間後くらいに、メールで。
まさか通っていると思わなかったので、驚きました。

三次選考(グループワーク)

5〜6人グループが4つ、それが2日程で40人ちょい。
同時期開催のの説明会がたしか3回くらいあったので、それぞれ100人超参加していたとしたらここまでで随分絞られていたことになります。

お題は口外するなと言われましたが、別にオーソドックスなものでした。
前半に個人ワーク、後半にそれを使ってグループワークです。
机の上には、やっぱり3Mのこれが置いてありました。

全員の前で1グループずつ発表して、それぞれ質疑応答。
最後に各グループの面接官からフィードバックをもらって、解散。
トータル4時間くらいでした。

のちのフィードバックの感じだと、アウトプットはダメだったが、立ち回りの評価は高かったようなので、ダメグループでも諦めずに自分ができることを粛々とすることをアドバイスします。
当たり前ではありますが。

私物のデバイスで調べ物が許されるので、パソコンorタブレットの持参を強く勧めます

結果

約2週間後、メールで。遅い。

HR面談

面談と言いつつ、電話です。
約束の時間よりまあまあ遅れてかかってきました。相変わらずEY。

ここまでの印象、選考状況、志望度なんかを聞かれて、各選考のフィードバックをもらいました。
二次選考の評価が意外と高かったようで、もうよくわかりませんでした。

4次選考(パートナー面接+人事面接)

ミッドタウン日比谷の新オフィスでした。
受付が壮大すぎてなかなかカッコ良かったです。ウキウキ。
4か5フロアくらいEY Japanが占領しているそうです。

まずは40分ほどパートナー面接。
最初に英語面接しますと言われ、体が凍りつきました。英語できねえ。
まあまともに話せるわけもなく、「英語はできませんね(ニッコリ)」に対して「はい!!できません!!!なんとかします!!!」と元気に答えました(笑)
ガクチカや志望動機はほぼ聞かれず、価値観や考え方を問われる斜め上からの質問ばかりでしたが、自分が思うことをはっきり伝えました。
逆質問は、面接中に議論した話題で聞きたいことがいくつかあったので、それを中心に聞いてみました。

基本的には優秀で穏やかな人格者といった印象で、こういったパートナーが集まっているなら、いいファームだなと思いました。
議論しているうちに、あっという間に時間になり、終了。
人事が迎えにきますといって部屋を出たのに、10分くらい誰も来なくてやはりE(以下略)。

その後、別の部屋で人事トップと面談。
パートナー面接の印象や、他社の状況、内定をもらえたらどうするかといった話をしました。
聞かれたことに正直に答え続けたら、まあなんかたくさん褒めてもらったので楽しかったです。
EYの現状や今後の展望に関して、いろいろ聞かせてもらうことができました。

こちらも40分くらいで終了。
ぜひ来てね感を出してもらったので、手ごたえありで帰路につきました。

結果

これも全然結果が来なくて、外就のコミュニティが荒れていました。
持ちコマない人はしんどそうにしていました。
数週間後に、メールで内々定。

総括

選考に行き当たりばったり感があったり、結果連絡が遅かったり、そこも含めて当時のEYをよく表していると思います。
組織が組み上げられたばかりで、改編も頻繁にあり、激動の時期にあるのは間違いありません。
選考の前半では個々人のスキルやポテンシャルを、後半は現状のEYを理解して、一緒に大きくしていこうというマインドを持っているかを見られていたと思います。

基本的に新卒プロパーがいないので、人柄に統一感がないのが、ある種ファームの特徴と言えるように感じました。
中途で何か目的ややりたいことがあって移って来た人が集まっているからか、プロ意識が強い、何かしらクセが強い、という人が多かったです。